わたしたちの教科書

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最終回。
結局事故死かよ!朋美が最後に真相を全告白するんだったら、いままでは何だったんだと。珠子、加地、瀬里ともに、何も分かってなかったことでしょ。それに、雨木の息子は蛇足じゃないかなぁ。雨木副校長にも闇の部分があったという説明としてはいいけど、学校に乗り込まんでもと思う。脚本の坂本先生が自分のメッセージを伝えたかったのかもしれないけど、ちょっと作品の空気が変わっちゃったような気がしてならない。
結果は事故死であっても、そこに至る明日香と朋美の友情話はちょっとウルッときた。しりとりや秘密基地の稚気なんか凄くいいね。明日香に対して素直になれなかった朋美がやっと素直になれて、昔の2人に戻れたその刹那に死なれてみ?智美の受けた傷の深さは尋常じゃないでしょう。「死刑にして下さい」の後の抜け殻のような表情に胸が締め付けられた。事故死という結果もありといえばあり。
全体的に見て、佳作といっていんじゃないかなぁ。途中なかなか話が進まなくて、やきもきしたし、なんか中途半端だった気がしないでもないけど。キャスティング、役者さんの演技が素晴らしかったから、まあいっかなと。特に、「14才の母」コンビが魅せてくれたね。「14才の母」の谷村美月さんは思っていた以上にストーリーに絡まず、個人的にすごく消化不良だった。今回はみっちゃんの演技力を発揮するシーンがあったし、満足している。最終回はみっちゃんのためにあったといっても過言ではないでしょう。
次回からの「山おんな壁おんな」は見る気があまりしない。一応初回だけはチェックするけどね。胸には執着がそれほどないから、どっちでもいいですわって感じ。