「天まであがれ!!」上映後(1回目)舞台挨拶@シネマアートン下北沢

公式サイト:http://www.yaramaika.tv/
登壇者は鈴木達也さん、佐津川愛美さん、横山一洋監督。
なんとか間に合った。汗ダラダラですわ。佐津川さんのスケジュールの都合だと思うけど、平日の舞台挨拶は勘弁してよ。しかも、上映開始時間が早いし。
明日までの公開なんで、一応ネタバレなしで。

  • 舞台挨拶

約17分。監督のツッコミが効果的に入って、終始和やかに進行。鈴木さんが別人のようにシュッとしてて驚いた。ヒールを履いてたのに、楓お姉ちゃんの身長を抜いちゃってたし。
記憶力が曖昧模糊みちなんで、実際の発言と異なる点があるかもしれないので、その点を踏まえて下さい。
監督「撮影してるときは(愛美ヒメは)高校生だったんだよなぁ」。
愛美ヒメ「浜松の印象は風が強い。だから凧が上げることができるんだなぁと思った。静岡市とは若干方言が違っていて、どちらかというと名古屋寄り」。
監督「東京は残念ながら平日苦戦してます。トークショーを何回かやりましたが、今日が一番お客さんが多いです。佐津川さんに初日に来て欲しかったですね」。
監督「佐津川さんはなんでもこなせる子だから、いままでいじめられっ子とか難しい役を演じてきてますが、今回は本来の元気いっぱいのところをだしたいなとPと話しました」。
監督「スタッフと話しをしてたら、佐津川さんがフラッとやってきて、将来についての不安とか語りだしたんですよ。私、背が小さいからとか。明日も早いから、早く帰ってくれないかなぁと思ってました(笑)。それからずっといて、次の日に佐津川さんが風邪をひいて、Pに怒られました」。佐津川さん「帰って欲しいと思ってたなんて(笑)。お風呂上がりに寄ったら、絵コンテとかあったので、つい話しこんでしまいました。風邪をひいたのは私のせいです」。
鈴木さん「宍戸錠さんは最初会ったときに怖い印象があったんですけど、すごく優しかったです。親が大物俳優だからとかいろいろ言われました」。監督「子供達が騒いでると、お前達は何百人のなかから選ばれたんだから、責任を持って演じて欲しいと現場を引き締めてくれました」。
監督「達也が1日だけ撮影に遅刻してきたことがあって。現場に行くバスが出発するときに、達也がいないって話しになって、寝坊したみたいで、泣きながらサンダルで現れて、そのままでいいからと拉致するみたいに連れて行きました」。
監督「なるべく地元の子供を使おうと思ったんですけど、演技をつけてる時間がなくて、それよりだったらと子供達のキャラクターを活かせるようにと台本を書き換えました」。
監督「この映画は子供達に見てもらいたいと思って作ったというのもあるんですよ。いま子供達が元気がないとか言われてるじゃないですか。子供達の熱い気持ちというものを描きたかった」。

  • 映画の感想

間違いなく地元振興のための映画なんだけど、思っていたより本がしっかりしてて面白かったかな。子供の演技が拙いとか、バラエティっぽい効果音はどうなの?とか、ストーリー的にもツッコミたいところが無きにしも非ず。私は親子モノに極端に弱いし、お姉ちゃんっ子だったから、かなり甘甘な評価になっちゃう。単に凧揚げの話をよくここまで広げられたなと。でも、やっぱりエースの錠ですよ。宍戸さんがいなかったら、映画がしまらなかったでしょうね。
佐津川愛美ヒメファンは必見です!それくらいヒメの魅力にあふれてます。男ってこういうキャラに弱いんじゃないかなぁ。そういう意味ではアイドル映画といえなくもないか。