高部あいさん主演舞台「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」

公式サイト:
http://www.caramelbox.com/stage/courage2007/index_f.html
東京公演千秋楽に行ってきました。なんと前説に上川隆也さんが!TVにでてもあまり積極的に発言することがない上川さんがツッコむツッコむ。ホームだとそうなんだと新たな発見。
再々演とはいえ、まだ大阪公演が残ってるのでネタバレなしで。なお、以降の役者さん等の発言に関しては、若干ニュアンスが違うところがあるかもしれません。その点はご容赦ください。
さて肝心の舞台。私は初日に見てるんですけど、2回目の今回の方が泣けた。ストーリーが分かってるからか、余裕を持って細かいところを見てたからだと思う。この人はこのときどういう演技をしてたんだとかさ。もしかしたらもう1回見たら、また別の見方ができるのかもしれない。アドリブなのか、パターンがあるのか、初日とは違うセリフが結構あって、それもまた楽しめた。私、ホント親子とか家族の絆とか弱いのよ。
そして我らがあいちん。初日のレポは私的には結構厳しいことを書いたつもりだったが、今日ステージにいたのは高部あい(以下、敬称略)であって、高部あいではなかった。出てきた瞬間、声、表情、動きともに、初日のものではない。初日は高部あいが混ざっている印象があったが、今日の高部あいはまさしくほしみそのものだった。そのせいか、ほしみの家族を思う言葉に何度もウルッときた。
カーテンコール。千秋楽恒例でキャストによる一言挨拶。みんな面白かったなぁ。初演、再演時の話とか、歴史を感じました。ちなみに、あいちんは「今回が初めての舞台でキャラメルボックスの皆さん、スタッフの皆さん、見に来てくれた皆さんに支えられて、千秋楽をむかえることができました。ありがとうございます!」みたいな感じだったかな。
カーテンコール2回目。今回出演してない劇団員のダッチさん(詳しくはこちら)がシメのために登場。超面白かった。
カーテンコール3回目。あいちんから挨拶「あの〜、ほしみを通じてみなさんに勇気を与えようと思っていましたが、逆にみなさんの拍手で何倍も勇気をもらいました」。「何かありますか?」と突然大内さんに話をふり、慌てる大内さん。あいちん「あまり言葉は上手ではないんですけど、みなさんへの感謝の気持ちを胸に大阪に行ってきます。これからもよろしくお願いします」。あいちんらしさが見られて、面白かった。
カーテンコール4回目。大内さんノープランということで、誰かでてくるよう促すと、成井豊さんが登場!成井さん「たくさんの人が亡くなる舞台なので、再演を求める声があっても、僕自身が踏み切れなかった。今回は高部あいさんとの出会いによってやることになった。今日一番後ろの席からずっと見てたけど、やって本当によかった。キャラメルボックスは20周年を機会に、役者を他の舞台にやったり、来てもらったりするようになった。そうなっても、キャラメルボックスの根っこの部分、核の部分は変わらないのではないか」。もの凄い熱弁に聞き入ってしまいました。
キャラメルボックスの舞台、ホントに楽しかった。折角サポーターになったんで、また見に行きたい。お金があったら、大阪の千秋楽も見に行くのになぁ。遠征したくてもできない。あいちん、頑張れ〜!19歳の誕生日まで突っ走っていって下さい。