「エクステ」舞台挨拶@池袋シネマサンシャイン

ソース:http://www.cinemasunshine.co.jp/ikebukuro/top.html
とにかく変態な映画。監督、大杉漣さんのやりたい放題。若干気持ち悪いシーンがあるにはあるけど、それ以上に変態度が飛び抜けてるんで、怖さが面白さに変わる。私の感覚ではこの映画はホラーではない。笑えるホラーって笑えないことが多いけど、この映画は笑える。ホラー映画の裏テーマでよくある社会批判とかも特になかった。髪フェチの人、大杉さんのファン、栗山千明さんのファン、栗山さんに「この変態!」と罵られて、気持ちよくなる人は絶対見に行くべきだ(私は違いますよ)。
以下、ちょっとだけネタバレあり。ストーリーの核心には触れません。

  • 上映前舞台挨拶

正直あまり覚えてない。上映前の舞台挨拶は内容に触れられないから、あまり好きじゃないのよね。私は前から9番目だったけど、劇場が狭かったんで、全然見やすかった。
MCは実はホリプロ所属の伊藤さとりさん。ステージ向かって右側から町本絵里さん、大杉漣さん、栗山千明さん、佐藤めぐみさん、園子温監督。栗山さんは相変わらずお綺麗でした。顔は小さいし、髪はキレイだし。さとめぐさんの愛嬌のある笑顔はホント和むなぁ。金八の頃から大好きです。大杉さんは佇まい、声ともに渋すぎる。町本さんはモデルオーラ全開。後光がさしていて、ある意味一番目立ってた。
栗山さんは昨日緊張で眠れなかったとか、ホラー映画と聞いてまた来たか!と思ったけど、普通の子だっとか、普通の子の役は難しいとか。ここでも自分のイメージを逆手にとって、客の笑いを誘う栗山さん。大杉さんは昨日はよく眠れたとか、山崎の歌は監督の作詞作曲で、最初聴いたときは気持ち悪かったとか、帰りの電車の中で山崎の歌を口ずさんでくださいとか。さとめぐさんは鼻炎なんで大量の髪が辛かったとか。町本さんは主題歌を歌ってるとか。
山崎の扮装をした2人組による花束贈呈ならぬ髪束贈呈。鼻炎持ちのさとめぐさんが本気に嫌がってるように見えた。

  • 映画の感想

冒頭に書いた通り。髪がキレイなスタイリストの卵役、栗山さんのためにあるような役といっても過言ではないだろう。普通の役がどうのこうのといつものたまってますが、めちゃくちゃ上手い!全く問題ないよ。とかいっても、今回の役は普通のなかにも様々な変化をだしてて、いままで演じてきた引き出しがいろいろ見られて、楽しかった。最初のナレーション的な会話や自転車に乗ってるシーンなんざ、成瀬一美かと思ったわ。カワユスカワユス。
子役の佐藤未来さんが上手だったね。「スウとのんのん」ののんのんだと、はてなのキーワードで見るまで気づかなかったわ。大きくなったなぁ。確かに髪がキレイだ。
山崎のシーンとその以外のシーンのギャップがとにかく面白い。山崎のシーンを除いたら、姪との温かい交流を描いてて、普通にいい話になってるし。
どっかで書いたけど、今年の目標はRszメンバー全員と会うこと。松本まりかさんに続いて、栗山さんも達成したし、残りは3人。宮崎あおいさんは大丈夫だと思うけど、問題は須藤温子さんとベッキーさんだな。須藤さんは舞台を見に行かないと難しそう。