「さくらん」舞台挨拶(1回目)@渋谷シネクイント

公式サイト:http://www.sakuran-themovie.com/
報道陣の数、多かったなぁ。カメラなんか大小含めて10台はあったんじゃないか?男女比は半々くらいか?年齢層は割と高め。そういえば、今日の日本放送協会つながるテレビ@ヒューマン」で、舞台挨拶の映像が流れてたね。女性監督特集みたいな感じで。
以下、ネタバレなしで。

  • 舞台挨拶

向かって左から蜷川実花監督、椎名桔平さん、菅野美穂さん、土屋アンナさん、木村佳乃さん、安藤政信さん、美波さん。石橋蓮司さんは体調不良のため欠席(ホントか?)。
MCの映画パーソナリティ襟川クロさんが意図が分かりづらい質問や返答に困るような質問をしてたり、菅野さんを紹介し忘れたり、意思の疎通があまりできてなかったような。
蜷川監督:初監督作品に出演するというのは役者さんにとってはリスクが伴うことなのに、こんなに素晴らしいキャストを組めてよかった。
椎名さん:出演するにあたって、監督の事務所に伺ったんですけど、事務所の中がさくらんの世界でした。
菅野さん:2階席のみんな見えてる〜!ないか。
土屋さん:だって酷いんだよ。私が(安藤さんに)付き合ってって言ったら、お前のようなヤツは3ヶ月に1回でいいって。一緒にいると疲れるから。責めて2ヶ月に1回で。
土屋さん:ベルリンは食事も美味しいし、人も優しくて、凄くいいところだった。映画を見てくれたお客さんの笑うところが全然違ってて、面白かった。
木村さん:落ちていく役を演じるのは楽しかったです。
安藤さん;失念。ってか、終始困り顔だった。
美波さん:女性の業みたい部分を演じられたと思う。誰にでもチェッと思うときがありますよね。最後の表情は凄く気を使いました。
木村さん、土屋さん、美波さん以外は初見。菅野さんがビックリするくらい小顔でビビった。蜷川監督について登壇者のなかで一番いいコメントを残したのに、最初の悪ノリのせいで全く思いだせない。そんな菅野さんが好きだけど。木村さんはいい年の重ね方をしてるなぁって感じ。お綺麗です。美波さんカワユス。安藤さんって、口下手なんすか?

  • 映画の感想

映画パーソナリティの方も仰ってましたが、一言で言うとアートな作品だ。衣装、調度品、小物に至るまで豪華絢爛で、色彩にかなり拘って撮ってるように見受けられた。ただ、ストーリーに特筆すべき点がそんなにあるわけでもなく、最初は絢爛に見えたものも、次第に見慣れてくる。美波さんが女性の業が描かれていると仰ってましたが、もっとドロドロしてるでしょうよ。
花魁になっても客に媚びない蜩のキャラはよかったな。好き嫌いはあるかもしれないが、土屋さんのインパクトの強さが光ってた。夏木マリさんの存在感ある演技はサスガだ。
椎名林檎さんの音楽は蜷川監督の作りだした世界観とかなりマッチしていてよかったと思うけど、劇中歌に歌モノが多すぎたような気もする。
某週刊誌に書いてたような土屋さん、菅野さん、木村さんの競艶を期待して行くと、肩透かしを食らうかもね。確かに大胆ではあるけど、男目線で見て実用的なエロさではないよ。女性監督だけあって、キレイに撮ってるって感じかな。木村さんの場合、「自由戀愛」のラブシーンの方が個人的にはエロかったと思うし。
恋愛系は苦手でありんす。女性の方が楽しめる映画なんじゃないかなぁ(いい加減なまとめ)。