「東京の嘘」上映前(2回目)舞台挨拶@シネマート六本木

登壇者は島田雅彦さん、岩田さゆりさん、菊池亜希子さん、井上春生監督。
上映5分前に現着で、前から4列目が取れた。参加者は約40人。岩田さんはライトファンが多いから、直前に行っても大丈夫だろうとは踏んでいたけど、2回目とはいえ、予想以上に空席が目立つ。
以下、ネタバレなし。ってか、睡眠不足だったので、記憶力がかなり散漫。

  • 舞台挨拶

終始和やかなムード。島田さんがサスガは作家さんという感じの豊富なボキャブラリーを駆使して、会場の笑いを誘う。「村上龍村上春樹をライバルと思ってたけど、これからは渡辺謙真田広之がライバル」などなど。その先生にハイジみたいな格好と言われた岩田さん。笑顔が多く、終始リラックスしてた感じ。菊池亜希子さんは不思議な雰囲気を持った方。退場の際に客席に手を振っていたので、友だちが見に来ていたんだろう。
レポになってねー。15分くらいやってたのにね。

  • 映画の感想

一言で言ったら、意味が分からん。「シーンを意図的に編集でぶった切ってるんで、見た方の頭でつなげていってほしい」と監督が仰ってましたが、その作業をするにはもう少し材料が欲しい。または、意味が分からないからもう1回見たいと思わせる仕掛けが欲しい。帰宅後に公式サイトのSTORYを見て、断片的なものが漸くつながった。いろいろな説明を省き、ときに難解な言葉でつなぎ、シーンをぶった切って、過去を何度もフィードバックさせてはいるけど、ストーリー的にはそんなに複雑なものではなかったのかも。いずれにしても、無知で無能な私なんかが見る映画ではなかったということだろう。
これから見ようと思っている方は公式サイトでストーリーの確認をしてからにした方がいいと思う。