ラブサイコ舞台挨拶@渋谷シネ・ラ・セット

公式サイト:http://www.kadokawa.co.jp/ks/love/index.html
「最高の恋人」に出演しているいとうあいこさんと椿隆之さんが登壇。男女比は4:6で、椿さんファンの方が若干多かったし、前半分を占拠していた。
以下、映画と舞台挨拶の感想を。映画のネタバレは最小限度に留めておいてるので、見てない方もご安心を。例によって、メモを取っていたわけではなく、記憶力を元に書いているので、若干のニュアンスの違いがあるかもしれませんが、ご了承くだされ。

  • 舞台挨拶

いとうさん「今日はこんなにたくさんの人に集まっていただき、ありがとうございました。さきほどファンレターをもらったんですけど、わざわざ名古屋から来ていただいた方もいるみたいで、ホントにありがとうございます。短い時間ですけど、楽しんで帰って下さい」。

MC「どんな役柄ですか?」

いとうさん「美羽という女の子で、自分一人の力ではなく、誰かに頼りながら生きていく感じの子の役をやりました」。

MC「撮影で大変だったことは何かありますか?」。

椿さん「生首がでてくると知って、気持ちわるくなった」。
いとうさん「生首」。
椿さん「それはオレだから」。

MC「ホラーにはつきものですけど、身の回りでなにか怖いことはありましたか?」。

椿さん「猫の鳴き声」。
いとうさん「撮影中というか、いまも続いているんですけど、ふと時計を見ると、4が並んでいることが多い。4時44分とか、3時44分とか。(客から「大丈夫だよ」という声が聞こえて)ありがとうございます」。

MC「強面な監督さんですけど、印象はどうですか?」。

椿さん「そうでもなか・・・」
いとうさん「怖かったです」。
椿さん「一人でいることが多かったので」。
MC「役作りに没頭されていたわけですね?」
椿さん「あっ・・・はい」。
いとうさん「ホント没頭してましたよね」(フォロー?)。
いとうさん「監督は演技に関してはかなり厳しくて、ダメだったらとことんやるタイプでした。自分もこう成長していくような。成長しました!」。

MC「みなさんにどういうところを見て欲しいですか?」

いとうさん「私の母親が見た感想なんですけど、怖い話のなかに社会抱がえている問題とかが見えてくる作品になっていると言ってたので、そういうところも見て欲しいです」。

質問コーナー

客「またホラーの作品にでたいと思いますか?」
いとうさん「今回のお話はそんなに怖いって感じでもなかったので、もっと怖いものをやりたい」。
椿さん「一人でお化け屋敷に入るような作品を、いやなんでもないです」。

客「今日、「ゲド戦記」が公開になりましたが、声優に挑戦したいと思いますか?」
いとうさん「(力強く)あります!「ゲド戦記」はまだ見てないですけど、「ブレイブストーリー」とか勇気をもらえる作品にでてみたいです」。
椿さん「・・・・・・・・・・頑張ります!」。

MC「最後に今日お集まりのお客様に一言お願いします」。

いとうさん「今日はホントに・・・(いとうさんフリーズ)」。
MC「暑いなか見に来てくださったお客様に一言」。
いとうさん「今日はホントに暑いなか、見に来てくださってありがとうございます!最後まで楽しんでいって下さい」。

椿さんファンには申し訳ないですけど、いとうさん中心になった。それにしても、STARDUST所属の2人による壮絶なボケ合戦になったな。文字にしても、あまり面白さが伝わらないかもしれないけど。いとうあいこワールド炸裂って感じで、今日も見事なボケっぷり。最後なんで固まっちゃったの?楽しかった。個人的には黒髪のいとうさんが好きだけど、かわいいからまあいっか。
気になったこと。1.最前の椿さんファンはがっつくのはいいけど、後ろの方まで伝わらないため、何が温度差があった。2.舞台挨拶中の私語は止めて欲しい。うるせー。3.舞台挨拶が終わったら帰る人、「最高の恋人」が終わったら買える人が男女問わずいた。地方から来てた人は仕様がないけど、なんか感じ悪い。作品に対して失礼だよな。

  • 映画の感想

「最高の恋人」・・・ちょっと意外な展開で面白かった。壊れるのはそっちみたいな。椿さんはもうちょっと頑張りましょう。
「食性」・・・超シュール。最後のオチは予想できたけど、それでも面白かった。近藤公園さん、里中あやさん、三輪ひとみさんが緊張感のある素晴らしい演技を見せてくれた。里中あやさんの名前を覚えておきましょう!っていうか、「鈴木タイムラー」にでてたんじゃん。通りで聞いたことある名前だと思った。
「一緒に死にたい」・・・普通のホラーって感じ。予想の範囲内。水谷妃里さんを見られてよかった。相変わらずキレイっす。長谷部優さんにはもうちょっと迫力が欲しかったかなぁ。
「11037日目の夫婦」・・・サスガはベテランだなぁ。貫禄があるもん。男は特に考えさせられる話だ。
「妖赤のホラー」より面白かった。ホラーだから、短編だからとは言わずに、お金を払って見るに値する映画だと思う。特に、「食性」と「11037日目の夫婦」は面白かった。かわいいいとうさんのお母様も仰ってましたが、単なるホラーではなく社会の病理というか、その部分もきちんと描かれている。精神的にはちょっと怖いかもしれないけど、視角的にはそうでもないんで、ホラー嫌いの人も十分楽しめるはず。不満と言えば、何故水谷妃里さんの舞台挨拶がないんだ!ってことだけ。だって、主演じゃない長谷部さんの舞台挨拶はあったんだよ。
最後に。来週、見に行くであろう小阪由佳さんファンにメッセージ。整理券待ち、入場待ちをする階段には全く空調がきいてません。かなり蒸し暑いので、覚悟しておいて下さい。